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理事長挨拶


~令和新時代の新たなリスク~
 2021年の年頭にあたり謹んでご挨拶を申し上げます。
 皆様におかれましては、コロナ禍で生活が制限されるなかで感染症対策を講じながら、健やかに新年を迎えられたことと思います。
 昭和から平成を経て令和時代を迎え、世の中の脅威が戦争からテロ、温暖化による自然災害、そして昨年の新型コロナウイルス感染症によパンデミックと多様化し、あらためて健康の大切さや事業を継続することの難しさを身にしみて感じる一年でありました。
 今後は、人災や天災だけでなく新興・再興感染症が台頭し、様々なリスクに適応するための総合的な備えが必要であり、医療機関においてもBCP(事業継続計画)が求められております。

~2021年のスローガン~
 2021年の当グループスローガンに「Get back to normal, Try new normal」を掲げました。日常を取り戻し、新たな医療や介護に挑戦していこうと思っております。
 新たな生活様式として、日常でのマスク着用や手指消毒、ソーシャルディスタンスや換気などが求められていますが、これらは感染症の歴史のなかでも取られてきた対策です。一方で、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)を活用した「テレワーク」や「Web 会議」、「Web面会」、「AIロボット」によるサービス提供は革新的なもので、感染症を契機に、対面的な人間関係を重んじる我が国においても、一気に浸透してきました。
 医療界も例外ではなく、現在、国のデータヘルス改革の中で、パーソナルヘルスレコード(PHR:Personal Health Record) というものが進められています。これは、国民の保健医療情報をデータ化し、本人同意の下で医療や介護現場で役立てることを目指していますが、私ども医療機関では、データを適切に取り扱い、それに必要なシステムを導入していかなくてはなりません。
 当グループにおきましても、通常の対面診療を補完する「オンライン診療」や「AI問診」システム、患者さんの保険証や薬剤、特定健診などの情報をオンラインで確認できる「オンライン資格確認」システムなど、新たな取り組みにチャレンジしていきます。
 また、人口減少による働き手の不足や高齢化を迎え、患者さんも私たち医療従事者も、従来と同じように通院したり、今まで以上の医療や介護の提供が困難になっていくかもしれません。ICTの活用により患者さんの利便性が向上し、医療の効率化が図れ、サービスの質や量を落とさずに提供し続けることが可能になります。このことは、「かかりつけ医療機関」として、生涯にわたり患者さんに寄り添う地域包括ケアにおいてもとても重要なことですし、医療・介護従事者の働き方を考える上でも大切なことです。

~最後に~
 パンデミックという未曾有の事態に遭遇し、安閑としていられない厳しい状況が続いておりますが、スタッフの気概により機能低下を起こすことなく、医療や介護の提供は滞りなく行われております。病医院においては、新型コロナウイルス感染症協力医療機関、帰国者・接触者外来、診療・検査医療機関の指定を受け、地域で担うべき役割を果たしているものと思っております。
新型コロナウイルス感染症は、様々な医療機関や介護事業所、行政機関が面となり協力し合い、地域住民の皆様の自粛行動で流行を最小限に抑え込んでいるものと思います。
一刻も早く感染が終息し、地域に明るい日常と活力が戻り、皆様がいつまでも健康で幸せであることを切に願っております。
2021年 1月吉日
聖光会グループ
理事長 西村 直久