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年頭所感


~5年目のコロナ禍を迎えて~

 2024年の年頭にあたり謹んでご挨拶を申し上げます。
 コロナ禍も5年目を迎えました。新型コロナウイルス感染症に罹患された患者様、ご家族様にお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 私どもの医療機関、介護・福祉事業所では、職員は新型コロナおよびインフルエンザワクチンの接種と、定期的かつ必要時に臨時PCR検査(抗原定性検査含め)を実施し、入院患者様におきましても、入院時と潜伏期間をふまえ数日後の検査を行っております。それと合わせて常時標準的な感染予防策を実施し、陽性者発生時には保健所や基幹型病院と連携し適切な対応と治療を施しております。
 しかしながら、この厄介なウイルスは変異を繰り返しながら、ワクチンによる免疫やPCR検査等をすり抜けて忍者のごとく潜伏し問題を起します。初診の救急患者様など、診療情報が乏しい中での緊急入院などは、感染の判断や対応は困難を極めます。もはや施設内感染を完全に防止することは不可能というのが現場の実感で、全ての医療機関や介護、福祉事業所でも同じ悩みを抱えているのではないでしょうか。当グループにおいても、昨年はクラスターや施設内感染に見舞われ、患者様、利用者様にご心配ご迷惑をお掛けしました。
 明るい見通しとしては、この5年間でコロナ医療も進歩しました。新型コロナワクチン接種の推進や治療薬の開発、迅速検査法の普及、感染者病床の確保により、速やかに適切な治療が提供できるようになりました。これにより、従来の通常医療とコロナ対応の両立が可能となってきています。当グループにおいても、Withコロナ時代を見据えた体制を準備してまいります。

~SDGsへの取り組み・未来に向けて~

 当グループは、一昨年に50周年を迎えました。これもひとえに地域の皆様のご支援が歴史を築いてくれたものと感謝しております。そこで我々も未来に向けて持続可能性を高める取り組みをしてまいります。それには弛まない自助努力と、地域の絆である地域包括ケアシステムを、地域の力としてより良いものにしていくことが大切です。医療機関や介護・福祉事業所は、それぞれがお互いを補完しあい、相乗効果を発揮して、一体的にサービスを提供することが求められています。地域で何が不足しているか、何を期待されているか、我々の役割を思慮しながら地域医療の未来を描いていこうと思います。
 それと、昨今の地球温暖化、災害や紛争、新興感染症など、自国だけでなく地球規模の問題がとても身近に感じられるようになりました。50年の恩返しの意を込めて、未来に向けて医療や介護・福祉の視点から「SDGs(持続可能な開発目標)」にも取り組んでいきます。

~最後に~

 いまだコロナ禍が続いておりますが、すべての人が幸福で、身体的にも、精神的にも、社会的にも、すべてが満たされ良好な状態「ウェルビーイング(well-being)」が実現できることを切に願い、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年もよろしくお願いいたします。
聖光会メディカルケアグループ
理事長 西村 直久

記:SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない」持続可能でより良い社会の実現を目指す世界共通の目標です。2030年を達成年限とし、17のゴールと169のターゲットから構成されています。