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院長あいさつ


 2019年4月に西部総合病院の院長に就任してより、早、2年の時が経過しようとしております。現在、当院として国の振興策でもある“地域包括ケアシステムの充実”の一端が担えるよう日々尽力しております。すなわち、病診連携、病病連携を重要視し、地域に密着した急性期から療養期までをカバーするケアミックス型病院の実現を目指しています。また埼玉県の急速な高齢化社会の到来を想定し、高齢者医療体制を整えつつあります。
 さて、2021年度も世界中がパンデミックであるコロナ禍の遷延化により翻弄されています。当院としては全職員の懸命な感染防止対策により、幸いに院内感染、クラスター発生は回避されています。これからも産業界と同様、医療活動維持と院内感染拡大防止とのバランスが極めて重要であると考えています。COVID-19の特効薬は未開発であるものの、幸いにコロナワクチン接種が医療従事者を筆頭に遍く開始されつつあり、ワクチン効果の3本の矢である、感染予防、発症予防、重症化予防の効果が実証されています。時間はかかりますがコロナ収束に向け、曙光が照らされてきた感もあり、全人類の願いである“コロナ終息宣言”の発せられる日の到来を切に待ち望んでいます。
 ところで、当院は専門医療の充実にも注力しています。生活習慣病の代表疾患である糖尿病に関しては糖尿病外来および糖尿病クリニカルパス教育入院を開設しており、専門医および医療スタッフが熱心な患者教育にあたっております。その他、専門医による物忘れ外来、甲状腺外来等も併設しており、特殊診療を実践しています。是非、ご利用ください。
 「病める人に対し良き奉仕者たれ」の院是のもと、当院の基本方針としては、スキルアップによる良質な医療提供、円滑なコミュニケーションの維持をモットーに、患者様へ寄り添う医療展開を心掛けていきたいと考えています。当院が皆様の健康維持に少しでも貢献できれば幸甚であると考えます。
医療法人聖仁会 西部総合病院院長 犬飼 敏彦