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理事長あいさつ


令和2年度 理事長あいさつ
~令和新時代の幕開け~
 令和最初の正月を迎え益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。当グループでは昨年新規事業として西部総合病院健診センターと南部厚生病院緩和ケア病棟を立上げました。また、昨秋には台風15号19号と立て続けに暴風雨に見舞われ、あらためて地球温暖化にともなう自然災害の恐ろしさを実感しました。令和元年は5月1日から12月31日までの8か月たらずでしたが、とても記憶に残る年となりました。さて、令和2年はどんな年になるのでしょうか。

~2020年のスローガン~
 今年はグループスローガンに「人生100年時代の我らの役割を考える」を掲げました。ある研究では、現在我が国に生まれた子供の半数が107歳まで生きると言われているそうです。これは想像を絶するものですが、2015年の平均寿命は男性が約82歳で女性が約88歳、健康寿命(自立した生活を送れる期間)はそれぞれ10歳若いとされています。今後、平均寿命や健康寿命の延伸が予測され、人生100年時代は現実のものになりつつあります。それでは、私たちの医療や介護の提供はどのように変わっていくのでしょうか。
 昨年12月19日に「全世代型社会保障検討会議」の中間報告がなされました。社会保障費の多くは高齢者に使われ、その財源は主に現役世代が負担していますが、これからは負担や恩恵を全世代で分かち合うというものです。やはり公的保険制度を維持するための財源対策や、需要に相応した医療提供体制の整備が中心のようです。一定所得以上の後期高齢者の窓口負担を2割とすることや、70歳以降も就労できる社会に向けた年金の受給年齢の引き上げ、大病院、中小病院、診療所、介護施設等の機能分化、実績の少ない公立・公的病院の統廃合やダウンサイジング、高額医療機器の共同利用、外来医師の偏在是正を目的とした外来医療計画など、更なる地域医療構想や地域包括ケアの推進が求められています。
 また、高齢化にともないライフスタイルも多様化し、定年退職後は余生を過ごす形式から何歳だろうが学び働く意欲・体力があれば就学や就労の機会が与えられる社会へと変わっていくそうです。すでに75歳を過ぎても元気な方はたくさんいますし、将来は後期高齢者以降の就労相談も受けているかもしれません。一方で終末期はその方の望む最期が迎えられるように、「人生会議(愛称:ACP:アドバンス・ケア・プランニング)」が入院だけでなく外来や在宅の現場でも必要となってきます。地域のかかりつけ医療機関として、予防も医療も介護も最期も親身に対応していくことが大切になります。
 職場環境においては、地域の雇用の場として出産し育児をしながらでも働ける職場、健康と業務に支障がなければ高齢になっても務められる職場を目指していかなければなりません。

~最後に~
 今年はオリンピックの年です。前回は56年前の1964年に開催されましたので、多くの方は初めての経験になるとおもいます。7月24日の開会式から9月初旬のパラリンピックまで、自然災害なく天候に恵まれることを願うばかりです。
 当グループは昭和47年の創業から48年目を迎えます。50周年まであと2年、地域の医療機関として安心と満足をモットーに良質な医療提供に努めてまいります。
 本年も 聖光会グループをよろしくお願い致します。
令和2年 元旦
聖光会グループ
理事長 西村 直久